高齢者の片付けと遺品整理 プロのトータルサポート

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遺品整理士 谷 智栄
建設業で培った10年以上の経験を活かし、現在は遺品整理のプロフェッショナルとして活動。遺品整理で社会と向き合った経験を踏まえて情報サイトの運営をスタート。専属のファイナンシャルプランナーと話し合いを通して将来の自分と重ねながら実情の理解を深めています。遺品整理・生前整理・相続の相談・土地活用の相談・施工までトータルサポートします。まずは【あなたと遺品整理】とLINEともだちになってお悩みをメッセージしてみませんか?

還暦をむかえてから早数年…人生の最後に向けてそろそろ家を片付けようと考えてはいるけど、ご近所さんからの頂き物は溜まっていくし、父の骨董品コレクションはなかなか処分に踏み切れない。このまま思い出とともに死んでいくのも悪くない…と思っていたら残された子どもたちにお金をかけて処分してもらわなければならなくなります。

それ以外にも、溢れかえった物でつまずいて転倒し骨折なんてしてしまったら、ただでさえ気力と体力の低下を感じているのに、寝たきりの生活で追い討ちをかけてしまいます。まだカラダが動く元気なうちに少しずつ身辺の整理をはじめる時期かもしれません。

まずは仕分けで物を把握しよう

積み上がった物を全て動かして整理する必要はありません。「いるもの・売るもの・捨てるもの」この3つに絞って整理を行います。このときに必要なのが「ダンボール・ガムテープ・ゴム手袋・マスク・マジック(ペン)」の5つになります。

ダンボールはスーパーで不要になったものが無料でもらえます。まず、ダンボールを元の箱の形に戻してから、底の繋ぎ目にあわせてガムテープで補強します。同じものを3つ作りマジックでそれぞれ「いるもの・売るもの・捨てるもの」と書きます。出来上がったダンボールに使っていない物から順番に仕分けしていきます。

キッチンにある茶碗や調理器具はまだ使うと思うので後回しにして、使っていない骨董品や衣類などから順番にはじめましょう。また、燃えるゴミや新聞紙などは無料回収ボックスを活用すれば処分費を抑えることができます。

大きな物は家族に手伝ってもらう

順調に遺品整理が進んで物が整理されたとしても、大きなタンスやソファー、不要な電化製品はとても1人では待ちは運べません。階段の登り降りがあるならなおさら無理です。そんなときは家族に連絡して手伝ってもらいましょう。

それでもタンスなどの大きな家具は力のある男性2人がかりでないと動かせないので、家族に頼れないときは【あなたと遺品整理】のサービスを活用してください。LINEからお悩み相談のメッセージを受け付けております。

掛け軸などの売れそうな物は査定してみよう

壺や掛け軸、着物などは作家の名前により大きな値段がつく場合があります。価値あるものは近所にある買い取り専門店で査定してみましょう。どれほどの値段で取引きされているのかイメージが沸くようになります。しかし、5年以上型が古い電化製品は5千円〜1万円ほどの処分費がかかってしまうので注意してください。

がんばって運んだのにお金を払う羽目になってしまうくらいなら、はじめから全て専門業者に任せればよかった…なんて事になりかねません。着物でもよく買い取り査定をしていますが、タンスの中身全て一式買い取りで1000円などが相場になります。

遺品整理の仕事をしていてもなかなか高額な物に出会うことはないので過剰な期待に胸をふくらませてガッカリしないでください。それでも【あなたと遺品整理】では、可能な限り高額で買い取らせていただきます。一軒家の生前整理トータルサポートで30万円〜50万円かかるので、少しでも負担額が減るようにがんばります。

叔母も物を捨てられない性格でした

叔母は昔から大きなイヌを飼っており、お庭に観葉植物がたくさん置いてあります。動物や植物を育てて愛情をそそぐことが好きな人です。リビングに上がると1人が通れるだけの足の踏み場しかなく、あとは小物などの雑貨で溢れかえっていました。

リビングには50インチの大型テレビにマッサージチェアがあり、それでマッサージをしながらTVを見るのが好きだったので物で溢れているからといって居心地が悪いわけではありません。叔母は保育に関わる仕事をしていたので70才をこえてもバリバリ働いていますが、父は「こんなゴミばかり溜め込んで処分に困る」と言って衝突していました。

父と叔母は正確が反対で、父がどれだけゴミの処分を促しても、叔母が動くことはありませんでした。残された人を考えると処分した方がいいですが、本人は所有する事に強い価値があるのでそもそも処分するという判断になりません。

それでも無理やり処分させる事はできないので、叔母が亡くなった後に残された家族が処分費を払い片付けるしかありません。本人の意思を尊重し、家族関係を優先することは大切ですが、問題から目を背けているだけなので生前整理は行われずに過ぎて行くでしょう。

遺品整理士 谷

高齢者が終活として生前整理を行うには、できる範囲をしっかり把握して、できない事は業者に頼むことをおすすめします。無理のない人生プランを計画的にすすめるためにも、家の整理という大きな問題には早めに立ち向かうべきです。【あなたと遺品整理】は遺品整理・生前整理・買い取り・相続の相談までトータルサポートしています。まずはLINEともだちになってお悩みをメッセージしてください。